「マイブルーベリーナイツ」を観てきました。
ウォン・カーウァイ監督の作品がすごく好きなので、公開を楽しみにしてたのですが
近所のシネコンに行ってみたら最初は観客3人!
本編が始まって結局10人くらいになってましたが、大丈夫なのでしょうか…。
まぁ前日はレディースデーだったし観た回は平日の4時台だったので、こんなに少ないのはたまたまなのかなぁ。
それはさておき、この映画、一言でいうとよかった!!です。
カーウァイ監督の初の英語作品、舞台はアメリカ、しかも出演はノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマンという堂々たる顔ぶれでどんな作品になるのか想像できなかったのですが、カーウァイ監督らしさがちゃんとあって(カメラワークとか独特の雰囲気とか…)、すごく心地よく観れました。
ストーリー自体は言ってみればちょっとありきたりなお話ですが、なんか、いいんです。観終わった後に恋愛したくなります!
あ、ノラ・ジョーンズの音楽もかなりいいです。
そのノラ・ジョーンズ、演技はどうなんだろ?と思ってましたが、なかなかよかったと思います。すごく普通っぽくって自然体でした。
今回、意外だったのが、ジュード・ロウ。今まで特に興味がなかったのですが、この映画ではめちゃくちゃかっこよかった!なんでしょう、役にあっていたのか、非常にかわいくてちょっとセクシーで素敵。。。
久しぶりにスクリーンで胸キュン(し、死語?)させられました。
わたしはウォン・カーウァイ監督の映画、ってだけですでにかなり楽しめるというか贔屓目になっちゃうので(たまにおもしろくないなぁ~っていう作品もあるにはあるのですが)、そうでない初めてカーウァイ作品を観る人にとってこの映画はどういう風に写るのかな?
感想を聞いてみたい気がします。
映画館を出たらムショウにブルーペリーパイが食べたくなってました。
階下のパン屋さんに行ってみたら、ありました!ブルーベリーパイ。
パイっていうかタルト?みたいなかんじ。あ、でも下の土台はちゃんとパイ生地です。
映画に出てくるいかにも!な大っきいパイとはちょっと違いましたが、映画の余韻に浸りながらおいしく食べました。